吹き抜け窓は、明るい光が高いところから降り注ぎ、おしゃれでとても開放感があります。
吹抜け窓の特徴を活かしながらカーテンを取り付けるには、設計段階から色々と想定することをおすすめします。
吹抜け窓の場合、建築家等からカーテンの話までは出ないこともあり、最初はカーテンが不要と思う方が一般的に多いです。
しかし、実際に住んでみると必要に迫られて…というご相談を頂きます。
例えば 「1.下地の有無/2.取付時の足場の確保/3.窓の形状」
高所で手動操作が難しい為、「1.電源(コンセント)の有無/2.手動の場合は操作性の問題がクリアできるか」など考慮しなければならない問題は多岐にわたります。
見栄えはもちろん、希望するカーテンの種類や特徴・機能性等も考えながら、その吹抜け窓に合う製品選びが必要です。
そのため、早めにご相談頂くことでお客様のご要望に一番合った仕様をご提案が可能になります。
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取付にあたり確認事項
1、下地 製品を取付けるのに必ずビスを打つので、しっかりと刺さる下地が必須です。
2、足場の確保 高所作業時になる為、足場や梯子が組み立てられるスペースが必要です。
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窓とカーテンのマッチング
1、吹抜け窓の形状 窓の形状によって取付られるカーテンの種類が変わってきます。
2、吹抜け窓のサイズ 窓のサイズによっておすすめするカーテンの種類があります。
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機能と操作性
1、電動にする場合 リモコン操作で開閉し、タイマー機能のものもあり便利です。窓の近くに電源(コンセント)が必要になります。
2、手動にする場合 配線が不要なため、選びやすい価格帯です。操作コードが垂れることを想定し、下の窓や家具の配置を考えましょう。
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吹抜け窓のメリット
- 明るさを効率的に取り入れやすい
- 開放的な空間がつくれる
- デザイン性に優れている
- 眺望が良い
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吹抜け窓のデメリット
- 冷暖房効果が薄れる
- 近隣の視線が気になる
- 日差しがまぶしい
- フローリングや家具の日焼け
カーテンが必要です!
おすすめする理由
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1冷暖房効果を良くする
外からの熱気や冷気は窓まわりから流れてきます。そこで、カーテンによって窓を覆い、外気が入り込む隙間をなるべく無くすことが必要です。
断熱効果の高い製品である、ハニカムシェードが特におすすめです。 -
2近隣の視線が気になる場合
お隣との距離が近い・道路に面している等で外からの視線が気になる場合は、カーテンにより目隠しをし、プライバシーの確保をしましょう。
羽根の向きを調節して目隠ししながら光を取り入れられるブラインドがおすすめです。 -
3日差しがまぶしい
強い西日が差し込む、テレビや鏡に光が入りまぶしいなど、小さな事も毎日になるとストレスになります。
光の具合を調節できるブラインドやロールスクリーンがおすすめです。
遮熱タイプにするのもよいでしょう。 -
4フローリングや家具の日焼け
吹抜け窓は開放感がある一方で強い日差しが入り込むので、フローリングや家具が傷んでしまう心配があります。
光を遮りたい時だけ閉められるロールスクリーンやシェードがおすすめです。
遮光タイプの生地を選べば、より安心でしょう。